山本ルンルン ネタバレ感想 その4 ぼくのばら色の世界
ぼくのばら色の世界は前編・後編に分かれています。
「お父さん今度はいつ帰ってきますか?
ぼくもうお父さんの顔覚えていないんだ」
スグルくんのお父さんは貿易の仕事をしていて、いろいろな国から手紙をくれます。
おじいさんとは少し距離を感じているようです。
ある日スグル君はおじいさんに入ってはいけないと
言われた部屋に入ってしまい、父の手紙を書いていたのはおじいさんだと気づきます。
それと同時に父がすでに死んでいることを知ります。
落ち込んだスグル君でしたが
手紙の秘密を知ってからお父さん(おじいさん)を
身近に感じられるようになりました。
というお話でした。
温かいお話でこの作品集の中で一番好きです。
私は山本ルンルンさんをこういう漫画を描く人だと思っていたので
イメージ通りだったのが理由だと思います。
だから姉の葬式するとか不倫(後で感想書く漫画の内容です)の描写に
ええ~その設定必要なの?と思ってしまったんです。
う~ん、私って勝手なイメージで作家さんを見てるよね(・ω・`)
こういう話が読みたい!と思って読むと
イメージと違った話を受け入れられなくなるんだな。